ラボナ30錠ODしてHCUに入院した話

2020年1月29日



死ぬつもりなんてなかった

ただ当たり前に『眠りたかった』

若干躁状態になってたんだと思う。


直前まで彼氏とLINEしてた、もうすぐ休憩だから電話しようって

その直後

なにを思ったか「あー長く寝たいな」ふと思った

私は思ったらすぐ行動に移してしまう
できるだけ我慢してるけど
意識的に場にそぐわない発言もする。


善は急げとオレンジ色のピルケースからラボナ30錠をピッタリ出した、本当は60錠飲むか悩んだ、後遺症について考えて30錠にした。


だって『眠りたいだけだから』


ラボナ50㎎×30錠=1500㎎

ギリ致死量いくかいかないか

他に
レキソタンデパス、その他処方薬を適当に混ぜてラボナと合わせ50錠くらい

空きっ腹に昨夜残した酒で飲んだ。


飲んでからやっぱり後遺症が残ったらどうしようか
頭から離れない


『私は死にたいわけではない』


アル中だった。
酒も全く酔えない

毎日毎日中途覚醒眠剤50~70錠を軽いのから長期型まで合わせて飲んでも2時間寝て1時間起きて1時間寝て1時間起きての繰り返しに疲れて、長く眠りたかった。


とりあえず119に電話


ラボナ30錠とその他の薬を飲んだんですけど、どうしたらいいですか?」

『自分で病院行けますか?』

「無理です行けません」

『呼ぶか呼ばないかはご自身で決めてください、5.6分で着きます』

「じゃあお願いします」


なんともみっともない、自分で飲んだくせに自分で救急車呼ぶとかバカだと思う。


後にこの話をする度

「救急隊の発言がありえない、イタズラかもしれないけど、自分で決めてなんて言わない、今すぐ行きます」って言うみたい。



この時大体昼の11時30分


遠くでピーポーピーポー救急車のサイレンの音が聴こえる


その瞬間ブラックアウトして意識を失った。











その後に知ったカルテによると



救急隊接触時の意識レベルは
JCS3-200
名前又は生年月日が不明
痛み刺激に対し少し手足を動かしたり、顔をしかめる

病院到着時の意識レベルは
E1V1M5
開眼なし
発声なし
疼痛部へ

・舌根沈下が見られたため経鼻エアウェイを挿入

舌根沈下
 沈下した舌根による気道の狭窄ないし閉塞
<要因>
 ショック、意識障害など
<症状>
 呼吸循環不全症状:呼吸困難、喘鳴、チアノーゼ、血圧低下、四肢の冷感、意識レベルの低下など
<治療>
 ①呼吸管理:気道確保、口腔内の吐物や異物を除去し、頭部を後屈し、下顎を挙上するとともにエアウェイを挿入する。気管内挿菅は、気道を確保し、充分な酸素を供給

・胃洗浄
・活性炭投与
尿道バルーンカテーテル
・24時間点滴右手
・心電図×3
・喉に謎のチューブ(不明)



救急車呼んでなかったら死んでた。




つづく。